LIVE /Jean-Luc Guionnet、村山 政二朗、高橋 幾郎

→本日のLIVE



□会場:
at ATTIC
札幌市中央区南3条西6丁目長栄ビル4F(3条通り沿いセブンイレブンの左隣南向きのビル)
□時間:
open 19:00 / start 19:30
□料金:
前売1,500円/当日2,000円※26日@北海道大学クラーク会館との2日間通し券2,500円

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ジャン=リュック・ギオネは、作曲家イアニス・クセナキスに師事した経験を持つ音楽家。25日にはサックスで村山政二朗とのデュオを、26日にはパイプ・オルガンソロを行う。息音ノイズとフリーブロウを違和感無く共存させるサックスと、テープ音楽のように多彩な表情を見せるパイプオルガンソロは必聴。
村山政二朗は、元・不失者のドラマーで現在はフランス在住のパーカッショニスト。25日にギオネとのデュオを、26日にはソロ演奏を行う。独特のタイム感を持ったフリージャズ的なドラミングを行う村山氏は、フランスではギオネやエリック・コルディエら音響的即興演奏者とのデュオを行っている。本公演では村山氏の新たな一面が見られるだろう。
この二人を迎えるのは、こちらも元・不失者の高橋幾郎。両日ともに大量のオシレータを用いたソロパフォーマンスを行う予定。

          • 出演者詳細:

■Jean-Luc Guionnet (ジャン=リュック・ギオネ)
1966年生。パリ在住。作曲家イアニス・クセナキスに師事した経歴をもつ。パイプ・オルガン、アルト・サックス、フィールド録音など。サウンドスケープ的解釈に基づくフリージャズユニットHUBBUB、インタビューと録音を各地で出会った音楽家とおこなうExpeditionsといった、独特なコンセプトをもつさまざまなプロジェクトをおこなうほか、美術家でもあり、また、ラジオ番組のプロデュース、非西洋圏の芸術と思想をあつかう雑誌の編集といった活動も展開している。昨年おこなわれたMattin、ベルトラン・デンツラー、宇波拓とのツアーにひきつづき、二度目の来日となる。

■高橋 幾郎
2000年より札幌に移住。古書店「ザリガニヤ」店主。室野井洋子(舞踏)と「あの世のできごと」を結成。また「風邪」「green apple quick step」「Ara-Ora」「ネムルネリノ」など数多くのバンドで活動している。東京では「不失者」「マヘル・シャラル・ハシュ・バズ」「光束夜」「渚にて」にドラマーとして参加。他に白石民夫、コサカイフミオ、東玲子などコラボレーションした共演者も多数に昇る。25、26日ともにオシレータを用いたソロパフォーマンスを行う予定。

■村山 政二朗
1957年生。パーカッショニスト。82年、灰野敬二アメリカツアー。ジョン・ゾーンを中心とする当時のニューヨーク音楽シーンの影響を受ける。帰国後は、主にKK NULL細田茂美らと演奏。99年よりフランスで活動。現在は、ジャン=リュック・ギオネ、エリック・ラ・カーサ、エリック・コルディエ、ステファン・リーブなどの音楽家のほか、哲学者ジャン=リュック・ナンシー振付家カトリーヌ・ディヴェレス、ヴィデオ作家のオリヴィエ・ガロンらとコラボレート。 2004年よりソロの演奏も行っている。

■弓射
コンパクトミキサーの内部雑音やコンタクトマイク、スピーカによるフィードバックを用いる古立太一、ベースをEボウやフィードバックによって発音させ、プリパレーションを行う神田聡の二人組。河口洋介と共同でソロ演奏企画「音楽祭」を主催している。